藤袴 ふじばかま
源氏は玉鬘姫君に尚侍として冷泉邸につかえるようにいうけれど、冷泉帝には斎姫中宮や
弘徽殿胡桃女御いう御方がおいでになるので玉鬘は気がすすまなかったが、相談できる人もなく
源氏の思い通りに従うしかなかった。
そんなとき、源氏の使者として夕霧君が冷泉帝の伝言をもって玉鬘のもとを訪れた。
夕霧君は実の姉ではないと知って、持っていた藤袴の花を御簾の中に差し入れて恋心を
告白したが玉鬘は奥に入ってしまった。
光源氏
37歳 太政大臣
玉鬘君 22歳
夕霧君 15歳
柏木君 21歳
302 如何様の左兵衛
いかさま の さひょうえ
Complaining Admirer900x700x5
*年齢は推定です
303 色とりどりの恋文
いろ とりどり の こいぶみ 900x700x5
Proposed for Imperial Consort
299 姉と弟 左
あね と おとうと 左
Brother and Sister (L) 450x1200x5
297 姉と弟 右
あね と おとうと 右
Brother and Sister (R)
298 姉と弟 玉鬘と柏木 中
たまかずら と かしわぎ 中
Brother and Sister (C)1200x700x5
301 洒落た出衣 蛍宮
しゃれた いだし ぎぬ ほたる の みや
Smartly Dressed 900x700x5
------- 源氏物語六百仙 30 藤袴 -------
Genjimonogatari Roppyaku-sen 30 Fujibakama
Autumn Flowers
296 露に萎れた藤袴
つゆ に しおれた ふじばかま
Faded Flowers900x700x5
300 近衛府 髭黒の大将
このえふ ひげくろ の たいしょう 900x700x5
The Head of the Imperial Guard