*年齢は推定です
初音 はつね
267 懐かしい香り侍従香
なつかしい かおり じじゅう こう 900x700x5
The Scent of Incense Jijû kô
266 姫君の初便り
ひめぎみ の はつだより
Her First Letter 900x700x5
------- 源氏物語六百仙 23 初音 -------
Genjimonogatari Roppyaku-sen 23 Hatsunë
The First Bird's Song in Spring
265 池の鏡に映る愛
いけ の かがみ に うつる あい
Our Mirrored Image 1200x900x5
源氏36歳元旦の朝は千切れ雲ひとつない晴れわたっていた。
垣根のあたりに雪消えの間から若葉色を緑が芽吹き、霞んで見える木々も小さな赤い若芽が
息をし始めていた。
春の御殿では女房たちが正月用の衣装を凝らし、願い事をかける祝い事や鏡餅を取り寄せて
無事を願う祝い歌など優雅に歌っていた。
源氏と紫上は歌を交わし千年の変わらぬ愛と幸せを祝った。
源氏物語六百仙 23 初音 はつね あがめいし崇石
Genjimonogatari Roppyaku-sen 23 Hatsunë
The First Bird's Song in Spring By Agameishi
268 常ならぬ正月
つね ならぬ しょうがつ 900x700x5
New Clothes for New Year (Ⅱ)